Volvo

読み方

ぼるぼ

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説明

概要

Volvo Cars(ボルボ・カーズ)は、1927年4月14日にスウェーデン・ヨーテボリで、アッサル・ガブリエルソンとグスタフ・ラーソンによって設立されました。ガブリエルソンは経済学者でSKF(ベアリングメーカー)の営業部長、ラーソンはSKFの技術者でした。「Volvo」はラテン語で「私は回転する」を意味し、親会社SKFのボールベアリングにちなんでいます。「安全」を最優先とする企業哲学で知られ、三点式シートベルトを発明するなど、自動車安全技術のパイオニアとして世界的に認められています。

創業と発展の歴史

1927年4月14日、最初の車両「ÖV4」がヨーテボリ工場からロールオフしました。1930年代から安全性を重視した設計思想を確立し、1944年に世界初の安全ボディ構造を採用した「PV444」を発売しました。1959年にエンジニアのニルス・ボーリンが三点式シートベルトを発明し、特許を無償公開して世界中の自動車メーカーに普及させました。この発明は100万人以上の命を救ったとされています。1999年にフォードが乗用車部門を買収し、2010年に中国の吉利汽車(Geely)に売却されました。

技術革新への挑戦

三点式シートベルト、サイドインパクトプロテクション、ロールオーバープロテクション、歩行者検知エアバッグなど、数多くの安全技術を世界に先駆けて実用化してきました。2019年に全車の最高速度を180km/hに制限する「Care Key」を導入しました。EV戦略では2030年までに完全EV化を宣言し、「EX90」「EX30」「C40 Recharge」などEVラインナップを急速に拡充しています。

グローバル展開

スウェーデン・ベルギー・中国・アメリカに生産拠点を持ち、世界約100カ国で販売を展開しています。2023年の年間販売台数は約71万台で、吉利傘下入り後に大幅な成長を遂げています。「XC60」「XC90」「XC40」などSUVが主力で、特に北米・欧州・中国市場で高い評価を得ています。兄弟ブランド「ポールスター」はEV専業の高性能ブランドとして独立展開しています。