
Prinetti & Stucchi
Prinetti & Stucchi
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概要
Prinetti & Stucchi は、イタリアを拠点とする 三輪車/小型車 メーカーです。 19世紀末の1874年にロンバルディア州ミラノに設立され、ミシンや近代的な自転車の生産からスタートした、イタリア自動車黎明期の伝説的先駆者です。 1898年よりエンジンの開発および小型コミューター製造に参入し、ド・ディオン・ブートン製の空冷エンジンをフレームに巧みに移植しました。 同社の最大の歴史的功績は、弱冠17歳のエトーレ・ブガッティを若き徒弟デザイナーとして起用した点にあります。 彼が開発した2基、あるいは4基のエンジンを並列結合して左右輪を個別に駆動する構造は、極めて独創的な先進エンジニアリングでした。 現存するモデルは世界中の限られた国立自動車博物館にしか展示されておらず、すべてのイタリア自動車史およびブガッティ史の始祖とされます。
日本での位置づけ
正規販売なし(並行輸入のみ)
主な販売地域
欧州
代表モデル
Prinetti & Stucchi Tricycle:エトーレ・ブガッティ設計による、2基のエンジンを結合した三輪コミューター
Bugatti Type 1:4基のエンジンを並列マウントし、最高出力を極限まで高めた歴史的4輪車
Prinetti & Stucchi 4 HP:1899年に発売された、最高速度45km/hをマークしたロードコミューター
参考: Wikipedia(Prinetti & Stucchi)
ブランド背景・歴史
1874年にエンジニアのジュリオ・プリネッティとアウグスト・ストゥッキにより、ミラノで精機ファクトリーとして共同設立されました。 1898年に自社製ペダル三輪車にフランス製ド・ディオンエンジンを搭載するプロジェクトを立ち上げ、モビリティ製造へ参入しました。 同年に才能を見出されて入社したエトーレ・ブガッティが設計した「タイプ1」三輪車は、1899年4月のヴェローナラリーなどで劇的な総合優勝を果たしました。 その後、エトーレの独自の技術的ビジョンによるマルチエンジンビークルの先進的な試作と、特許出願が繰り返されました。 1901年にはより実用的な新型水冷直列エンジンプロトタイプを発表したものの、多額の開発資金が必要となり経営は危機に陥りました。 1902年に共同創業者のプリネッティがイタリア政府の大臣に就任したことや資金難から、会社は自動車生産を完全終了しました。
