NIO (蔚来)

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にお

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概要

NIO Inc.(蔚来汽車、ニオ)は、2014年11月に中国・上海市で、ウィリアム・リー(李斌)によって設立されました。創業者李斌は1974年安徽省生まれで、中国最大の自動車メディア「易車(Bitauto)」を創業した連続起業家です。「Blue Sky Coming(蔚来)」を社名に掲げ、バッテリー交換ステーションという独自のビジネスモデルでプレミアムEV市場を開拓しました。2018年9月にニューヨーク証券取引所に上場し、「中国のテスラ」として注目を集めています。

創業と発展の歴史

2014年の設立後、2016年にニュルブルクリンク北コースでEVラップレコードを樹立した「EP9」を発表して注目を集めました。2018年に最初の量産車「ES8」(7人乗りSUV)の納車を開始しました。2018年9月にニューヨーク証券取引所に上場し、中国EVスタートアップとして初の米国上場を果たしました。2019年に経営危機に陥りましたが、安徽省合肥市からの投資で立て直し、以降急成長を続けています。

技術革新への挑戦

バッテリー交換ステーション「Power Swap Station」は、3分以内でバッテリー交換が完了するNIO独自の技術です。2024年時点で中国国内に2,500基以上のバッテリー交換ステーションを展開しています。「BaaS(Battery as a Service)」モデルにより、車両購入価格を抑えてバッテリーをサブスクリプションで利用できます。150kWh固体電池パックの開発も進めています。

グローバル展開

中国国内を基盤としながら、2021年からノルウェー、2022年からドイツ・オランダ・デンマーク・スウェーデンに進出しています。2023年の年間販売台数は約16万台で、プレミアムEVセグメントで確固たる地位を築いています。「ET7」「ET5」「ES7」「ES8」「EC7」「EC6」がラインナップを構成しています。