Mitsubishi

読み方

みつびし

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説明

概要

三菱自動車工業株式会社(Mitsubishi Motors Corporation)は、1970年4月22日に東京都で、三菱重工業株式会社の自動車部門が分社独立して設立されました。しかし三菱の自動車製造の歴史は1917年まで遡り、三菱造船神戸造船所で日本初の量産乗用車「三菱A型」が製造されました。三菱グループの一員として重工業の技術基盤を活かし、四輪駆動技術とラリー競技で世界的に知られるメーカーです。2016年に日産自動車の傘下となり、ルノー・日産・三菱アライアンスの一員となっています。

創業と発展の歴史

1917年に「三菱A型」を製造し、日本初の量産乗用車メーカーとなりました。戦後は三菱重工業の自動車部門として再出発し、1960年代に「デボネア」「コルト」などを発売しました。1970年の分社独立後、1973年に「ランサー」を発売し、ラリー競技への参戦を開始しました。1982年に「パジェロ」を発売し、パリ・ダカールラリーで通算12回の総合優勝を達成するなど、オフロード性能で世界的評価を確立しました。2009年に世界初の量産EV「i-MiEV」を発売しています。

技術革新への挑戦

四輪駆動技術「S-AWC(Super All Wheel Control)」は、ランサーエボリューションやアウトランダーに搭載され、高い走行性能を実現しています。2013年に発売した「アウトランダーPHEV」は世界初のプラグインハイブリッドSUVとして、累計販売30万台以上を達成しました。EV・PHEV技術では日本メーカーの中でも先駆的な存在です。世界ラリー選手権(WRC)での成功は、三菱の技術力の証明となりました。

グローバル展開

日本・タイ・インドネシア・フィリピンなどに生産拠点を持ち、世界約160カ国で販売を展開しています。特にASEAN市場での存在感が大きく、タイでは「トライトン」がピックアップトラック市場で人気です。2023年の年間販売台数は約108万台で、ルノー・日産・三菱アライアンスの一員として電動化・自動運転技術の共同開発を進めています。