Leapmotor (零跑)
読み方
りーぷもーたー
画像
説明
概要
Leapmotor Technology(浙江零跑科技股份有限公司、リープモーター)は、2015年12月に中国・浙江省杭州市で、朱江明(ジュー・ジアンミン)によって設立されました。創業者朱江明は1967年浙江省生まれで、セキュリティカメラ大手「大華技術(Dahua Technology)」の共同創業者として成功を収めた後、自動車産業に参入しました。「零跑(Leapmotor)」の社名は「ゼロからの飛躍」を意味し、ITエンジニアの視点からEVを再定義することをミッションとしています。コストパフォーマンスに優れたEVで中国市場を席巻している新興メーカーです。
創業と発展の歴史
2015年の設立後、3年間の開発期間を経て2019年1月に最初の量産車「S01」(小型電動クーペ)を発売しました。2020年に「T03」(軽電動車)を発売し、手頃な価格で若年層から支持を得ました。2021年に「C11」(中型SUV)を発売して本格的な成長軌道に乗り、2022年9月に香港証券取引所に上場しました。2023年10月にStellantis(ステランティス)が15億ユーロを出資して20%の株式を取得し、グローバル展開のパートナーとなりました。2023年の年間販売台数は約14万台を達成しています。
技術革新への挑戦
創業者のIT業界での経験を活かし、コア技術の自社開発率「全域自研」を強みとしています。駆動モーター、バッテリー管理システム、車載チップ「凌芯01」などを自社開発し、コスト競争力を確保しています。2023年発売の「C10」は、最新のスマートコックピットと先進運転支援システムを搭載しながら、競合他社より低価格を実現しています。CTC(Cell-to-Chassis)技術により、バッテリーを車体構造に統合してコストと重量を削減しています。
グローバル展開
2023年のStellantisとの提携により、欧州市場への本格進出を開始しました。Stellantisの販売網を活用し、2024年から「T03」「C10」の欧州販売を開始しています。イタリアではフィアット工場でのOEM生産も計画されており、中国新興EVメーカーとして最も進んだ欧州展開を実現しています。ポーランドにも拠点を設立し、欧州市場でのプレゼンス拡大を加速しています。

