IM Motors (智己)

読み方

あいえむもーたーず

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説明

概要

IM Motors(智己汽車、アイエムモーターズ)は、2020年12月25日に中国・上海市で、上海汽車(SAIC)、張江ハイテクパーク、アリババグループの3社による共同出資で設立されました。「IM」は「Intelligence in Motion(動き出す知性)」の略称で、「智己」は中国語で「智慧(知恵)」と「自己」を組み合わせた造語です。中国最大の国有自動車メーカーSAICが、テクノロジー大手アリババと組んで立ち上げた高級EV専用ブランドであり、AIとビッグデータを活用した次世代モビリティを追求しています。

創業と発展の歴史

2020年12月の設立発表時に、SAICが54%、張江ハイテクが18%、アリババが18%を出資することが発表されました。2021年1月に上海で2つのコンセプトカーを世界初公開し、2022年4月に最初の量産車「L7」(大型セダン)の納車を開始しました。L7はSAICとアリババが共同開発したインテリジェントシステムを搭載し、業界最高水準のスマート機能を実現しています。2023年には「LS7」(大型SUV)、「LS6」(中型SUV)を発売し、ラインナップを拡充しています。

技術革新への挑戦

アリババのAI技術とクラウドコンピューティングを活用した「IM AD(Intelligent Mobility Autonomous Driving)」システムを搭載しています。世界初の「無線充電対応」量産車として、11kWの無線充電に対応しています。業界初の「固体電池」搭載計画を発表し、航続距離1,000km以上を目指しています。「Data-Driven」コンセプトにより、走行データから継続的に車両性能を向上させるOTAアップデートを提供しています。

グローバル展開

現在は中国国内市場に集中し、上海・北京・広州・深センなど主要都市に「IM Experience Center」を展開しています。SAICの海外ネットワークを活用した欧州・東南アジア市場への進出を計画しており、2024年以降のグローバル展開を目指しています。アリババのグローバルエコシステムとの連携も視野に入れています。