Ford
読み方
ふぉーど
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説明
概要
Ford Motor Company(フォード・モーター・カンパニー)は、1903年6月16日にアメリカ・ミシガン州デトロイトで、ヘンリー・フォードと11人の投資家によって設立されました。創業者ヘンリー・フォードは1863年ミシガン州ディアボーン生まれで、農家の息子として育ち、機械工として働きながら独自のガソリンエンジンを開発しました。1896年に最初の自動車「クアドリサイクル」を完成させ、1899年と1901年の2度の会社設立失敗を経て、3度目の挑戦で現在のフォードを創業しました。大量生産方式の確立により「自動車を大衆のものにした男」として知られています。
創業と発展の歴史
1903年の創業時の資本金は28,000ドルで、最初の車両「モデルA」を発売しました。1908年に発売した「モデルT」は、1913年に導入された移動組立ライン(アセンブリーライン)により大量生産が実現し、価格が大幅に低下したことで爆発的に普及しました。モデルTは1927年までに1,500万台以上を生産し、自動車の大衆化を実現しました。1922年にはリンカーンを買収して高級車市場に参入し、1956年に株式を公開しました。しかしフォード家は議決権のある種類株式により経営支配を維持し、現在も創業家が経営に深く関与しています。
技術革新への挑戦
大量生産方式(フォーディズム)の確立は20世紀の製造業に革命をもたらしました。1964年に発売した「マスタング」はポニーカー市場を創出し、アメリカンマッスルカーの象徴となりました。EV戦略では「F-150ライトニング」でピックアップトラックの電動化を推進し、「マスタング・マッハE」でEVスポーツカー市場に参入しています。2023年にはEV専門部門「Model e」と内燃機関車部門「Ford Blue」を分離し、EV移行を加速しています。
グローバル展開
アメリカを本拠地としながら、欧州・アジア・南米など世界約125カ国で販売を展開しています。Fシリーズピックアップトラックは40年以上にわたりアメリカで最も売れた車種であり続けています。2023年の年間販売台数は約440万台で、GMと並ぶアメリカ最大級の自動車メーカーの地位を維持しています。

