FAW (一汽)
読み方
えふえーだぶりゅー
画像
説明
概要
FAW Group Corporation(中国第一汽車集団、一汽集団)は、1953年7月15日に中国・吉林省長春市で、中華人民共和国の国策として設立された中国初の自動車メーカーです。毛沢東主席の指示により、ソ連の技術支援を受けて建設された「第一汽車製造廠」が前身です。「解放」ブランドのトラックから始まり、現在は乗用車・商用車・新エネルギー車を手掛ける中国最大級の国有自動車グループです。「紅旗(Hongqi)」は中国の国家指導者専用車として知られる高級車ブランドです。
創業と発展の歴史
1953年に毛沢東主席が「第一汽車製造廠」の礎石に自ら揮毫し、中国の自動車産業が始まりました。1956年に最初の量産トラック「解放CA10」をラインオフし、中国の工業化の象徴となりました。1958年に高級車「紅旗CA72」を製造し、以来「紅旗」は国家指導者の公用車として使用されています。1991年にフォルクスワーゲンとの合弁「一汽大衆」を設立し、2003年にはトヨタとの合弁「一汽トヨタ」を設立しました。
技術革新への挑戦
高級車ブランド「紅旗(Hongqi)」のEV化を推進し、「E-HS9」「EH7」などの高級EVを展開しています。独自開発のEVプラットフォーム「FME」を発表し、次世代EVの開発を加速しています。燃料電池車の開発にも注力し、長春市で燃料電池バスの実証運行を行っています。商用車分野では「解放」ブランドで電動トラックを展開しています。
グローバル展開
VW、トヨタ、アウディ、マツダとの合弁事業を通じて多ブランド戦略を展開しています。2023年の年間販売台数は約320万台で、中国自動車メーカー売上高ランキングで上位に位置しています。「紅旗」ブランドは中東・東南アジア市場への輸出を開始し、グローバル高級車ブランドへの成長を目指しています。

