Daihatsu
読み方
だいはつ
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説明
概要
ダイハツ工業株式会社(Daihatsu Motor Co., Ltd.)は、1907年3月1日に大阪府大阪市で、「発動機製造株式会社」として設立されました。創業者グループは大阪高等工業学校(現・大阪大学工学部)の関係者を中心とし、日本初の国産ガソリンエンジンの開発を目指して設立されました。「ダイハツ」の社名は「大阪の発動機製造」の略称に由来しています。日本最古の内燃機関メーカーの一つであり、現在は軽自動車の開発・生産に特化し、トヨタ自動車の完全子会社となっています。
創業と発展の歴史
1907年の設立後、1930年に日本初の国産ガソリンエンジンの量産に成功しました。1951年に「ダイハツ工業株式会社」に社名変更し、1957年に軽三輪トラック「ミゼット」を発売して大ヒットしました。ミゼットは「街のヘリコプター」として高度経済成長期の物流を支えました。1967年に軽乗用車「フェロー」を発売し、乗用車市場に本格参入しました。1998年にトヨタ自動車が株式の過半数を取得し、2016年に完全子会社化されています。
技術革新への挑戦
軽自動車の効率的な設計と生産に特化し、限られたサイズの中で最大限の室内空間と使い勝手を実現しています。「タント」(2003年発売)は軽スーパーハイトワゴンというカテゴリーを創出し、軽自動車市場を変革しました。DNGA(ダイハツ・ニュー・グローバル・アーキテクチャー)プラットフォームは、トヨタ・スバルにも供給され、小型車開発の基盤となっています。しかし2023年に不正認証問題が発覚し、全車種出荷停止という厳しい状況に直面しています。
グローバル展開
日本国内を中心に、マレーシア(プロドゥア)・インドネシア(アストラ・ダイハツ)で事業を展開しています。マレーシアのプロドゥアは同国最大の自動車メーカーであり、ダイハツの技術が基盤となっています。トヨタとの協業により、小型車の企画・開発・生産をグループ内で担う役割を果たしています。2023年の年間販売台数は約91万台でしたが、認証不正問題により事業の立て直しが課題となっています。

