Citroën

読み方

しとろえん

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説明

概要

Citroën(シトロエン)は、1919年6月4日にフランス・パリで、アンドレ・シトロエンによって設立されました。創業者アンドレ・シトロエンは1878年パリ生まれで、ポリテクニーク(理工科大学校)出身のエンジニア兼実業家でした。砲弾工場を運営した経験から大量生産技術を習得し、フォード式の大量生産方式をヨーロッパで最初に導入した自動車メーカーを設立しました。革新的な技術とデザインで「フレンチ・アヴァンギャルド」を体現するブランドとして知られています。

創業と発展の歴史

1919年6月に最初の車両「タイプA」を発売し、ヨーロッパ初の大量生産車として成功を収めました。1934年に「トラクシオン・アヴァン」を発売し、世界初の量産前輪駆動車・モノコックボディ車として自動車史に革命をもたらしました。1955年に「DS」を発売し、未来的なデザインとハイドロニューマチックサスペンションで世界を驚かせました。1974年にプジョーに買収され「PSAプジョー・シトロエン」となり、2021年にFCAとの合併でStellantisグループの一員となりました。

技術革新への挑戦

ハイドロニューマチックサスペンションは1955年から採用され、「魔法のじゅうたん」と呼ばれる乗り心地を実現しました。1967年の「SM」はマセラティ製V6エンジンを搭載した高級GTでした。「2CV」は1948年から1990年まで約390万台が生産され、フランスの国民車として愛されました。現在はStellantisグループの「STLA」プラットフォームを活用し、「ë-C4」「ë-Berlingo」などEVを展開しています。

グローバル展開

フランス・スペイン・中国などに生産拠点を持ち、世界約90カ国で販売を展開しています。2023年の年間販売台数は約80万台で、欧州市場を中心に展開しています。「C3」「C4」「C5 Aircross」「Berlingo」が主力車種です。独立ブランド「DS Automobiles」はシトロエンの高級ラインから分離独立したプレミアムブランドとして展開しています。