Audi
読み方
あうでぃ
画像
説明
概要
Audi AG(アウディAG)は、1909年7月16日にドイツ・ザクセン州ツヴィッカウで、アウグスト・ホルヒによって設立されました。創業者ホルヒは1868年ザクセン州生まれで、カール・ベンツのもとで自動車製造を学んだ後、1899年に自身の会社「ホルヒ」を設立しました。商標権問題で「ホルヒ」の名称が使えなくなったため、ラテン語で「聴く」を意味する「Audi」(ドイツ語「Horch」のラテン語訳)を社名としました。現在はフォルクスワーゲングループの高級車部門として、「技術による先進(Vorsprung durch Technik)」を掲げています。
創業と発展の歴史
1909年の設立後、高品質な高級車メーカーとして成長しました。1932年にDKW、ホルヒ、ヴァンダラーと合併して「アウトウニオン」を結成し、4つの輪が連なる「フォーリングス」ロゴが誕生しました。東ドイツ領となりアウトウニオンは消滅しましたが、1965年にフォルクスワーゲンが西ドイツでアウトウニオンを再興し、1969年にNSUと合併して「アウディNSU自動車」となりました。1980年代にはクワトロ4WDシステムでWRCを席巻し、技術革新企業としてのイメージを確立しました。
技術革新への挑戦
1980年に発表した「クワトロ(quattro)」フルタイム4WDシステムは、ラリー競技で圧倒的な強さを発揮し、乗用車4WDの概念を変革しました。アルミボディ「ASF(Audi Space Frame)」技術、LED/レーザーヘッドライト技術でも先駆者です。EV戦略ではポルシェと共同開発した「PPE(Premium Platform Electric)」プラットフォームを採用し、「e-tron GT」「Q8 e-tron」などEVラインナップを拡充しています。
グローバル展開
ドイツ・ハンガリー・中国・メキシコ・インドなどに生産拠点を持ち、世界約100カ国で販売を展開しています。2023年の年間販売台数は約190万台で、BMW・メルセデス・ベンツと並ぶドイツ御三家の一角を占めています。「A4」「A6」「Q5」が主力車種で、特に中国市場での販売が全体の約4割を占める重要市場となっています。

